10月1日の国慶節(建国記念日)を祝したドローンショー
中国の深圳にて、10月1日の国慶節(建国記念日)を記念したドローンショーが9月26日に開催されました。
ギネス記録① 1台のコンピューターの制御下で同時に飛行する最多のドローン数
ドローンショーは、深センの様々な場所で1週間に毎晩行われ、合計10,197機のドローンが深圳の上空を彩りました。
記録更新となったこのショーは、「City of Sky, Maybe Shenzhen」(訳:天空の都市、深圳かも)というテーマを掲げ、浮遊する大都市、動物、武術を披露する人物などをドローンで表現しました。
ギネス記録② 空中でイメージを形成する最多のドローン数
また、このドローンショーはもう1つの記録として、ドローンが空中でイメージを作り上げる台数の最多記録を新たに樹立しました。
「ドローンの首都」と呼ばれる深圳
国際的なドローンの展示会なども開催される深圳、ドローン技術の発展が目覚ましい都市とも言われています。
深圳内で新記録の塗り替え期間わずか3週間!?
実は、今回の新記録が達成されたのは、同じ深圳地域で行われた2つのドローンショーがギネス世界記録を更新してからわずか3週間後のことでした。
9月5日には8,100機のドローンが深セン上空を飛行し、「1台のコンピューターの制御下で同時に飛行する最多のドローン数」(本ドローンショーの記録①)の記録を打ち立てたばかりです。
そして、その前日には7,998機のドローンが深圳ユニバーシアード・スポーツセンター上空を飛行し、「空中でイメージを形成する最多のドローン数」(本ドローンショーの記録②)の記録を残していました。
深圳のドローン記録樹立は2020年9月から始まっていた
深圳でドローン関連の記録が樹立される先駆けとなったのは、2020年9月に3,051機のドローンが使われたショーで「最も多くの無人航空機が同時に飛行した」としてギネス世界記録に認定されました。
この記録は8か月ものあいだ破られず、上海で自動車会社のジェネシスが中国市場への参入を祝った3,281機使用のドローンショーによってようやく塗り替えられました。
その後も世界中で同時に飛行するドローンの最多記録は更新され続け、深圳はかつての3倍以上のドローン数でさらに最多の新記録を達成することができました。
新たな可能性が瞬く間に広がるドローンショー
本記事では、ドローンショーの台数にフォーカスした深圳のギネス記録を中心にご紹介しましたが、ドローン関連のギネス記録は多岐にわたって残されています。
パフォーマンスとしてはもちろん、世界に誇れる記録や新アイデアが模索できるドローンショーに挑戦してみませんか?
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参照記事:「Ten thousand drone show sets two new records in Shenzhen」 by.AV Magazine