ついに、TDLでドローンショーが開催!その見どころと世界各国のディズニーランドのナイトイベント事情をリサーチ!

去る7月2日から、東京ディズニーランド(TDL)で行われているナイトタイムエンターテインメント「Reach for the Stars:Everlasting Dreams」が大きな話題を読んでいます。約25分間のエンターテインメント後の約5分間、これまでに登場したさまざまなキャラクターたちがプロジェクションマッピングでシンデレラ城に描かれ、ドローンショーが感動的なフィナーレを演出するのです。

筆者はリアルタイムで鑑賞できていませんが、シンデレラ城に投影される色鮮やかなマッピングと、立体的なドローンショーのコラボレーションは、映像で見ているだけでも圧巻です。「やはりドローンで描かれるアニメーションも、対象物(シンデレラ城)があると、大きさの比較も出来て撮影したときに映えるよな~」なんて思いながら鑑賞しました。

ちなみに、この東京ディズニーランド初のドローンショーは、ファンにとっては「驚きの急な発表」という側面もあったようです。開催までのタイムラインの約1週間前に運営会社である株式会社オリエンタルランドから「ドローン演出の追加」が正式にプレスリリースされました。夏の特別イベント「サマー・クールオフ」の全貌が明らかになるタイミングで急遽追加の目玉要素として発表されたため、ディズニーファンにとっては嬉しい不意打ちだったのではないでしょうか。過去に地方の花火大会などでディズニーのスペシャルドローンショーが行われた例はありましたが、「パーク内のレギュラープログラム」として導入されるのは今回が初だったため、事前の告知が出た時点からパークファンの間で大きな注目を集めていました。
そこで、開催後に話題を集めている3つの演出をまとめました。

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TDLドローンショー「Reach for the Stars」で話題の見どころ演出3選

ディズニー映画のオープニング(ロゴ)演出

最もファンを感動させているのが、左から右へ流れ星のように光が動いていく演出。そう、ディズニー配給の映画を見たことがある人なら、冒頭できっと一度は見たことがあるであろう、あの1シーンです。シンデレラ城の背景と相まって、映画が始まる前に流れるウォルト・ディズニー・ピクチャーズのロゴ(城にアーチを描く光)をリアルに彷彿とさせ、「神演出」「見たかった景色」など、SNSで非常に高い反響を呼んでいます。

作品のモチーフが立体的に出現

ドローンショーではディズニー作品の中の象徴的なモチーフが描かれます。老若男女に人気のキャラクター「くまのプーさん」からはプーさんの友達であり、天敵でもあるミツバチが夜空を舞ったり、『塔の上のラプンツェル』からは、最もロマンチックで幻想的なシーンに登場するランタン、『ダンボ』からはサーカス団の荷物や動物たちを乗せて急な坂道を力強く走る蒸気機関車のケイシー・ジュニアが、そして『トイ・ストーリー』からは登場するおもちゃ達と「TOY」の文字がドローンで立体的に空に描かれます。アニメーション映画という「画面の中(2次元)」で見ていた世界が、目の前の夜空に巨大な「立体(3次元)」として出現するため、観客は強烈なインパクトを受けるのだと思います。

音楽とシンクロして蘇る「記憶とノスタルジー」

今回のドローンショーは、それぞれの作品を象徴するディズニー・ソングの名曲の数々と、シンデレラ城に映し出されるプロジェクションマッピングとが見事にシンクロして展開します。幼い頃に何度も見た作品、大切な人と一緒に聴いた音楽が、夜空の大画面に映し出されることで、観客一人ひとりの個人的な思い出や懐かしさが呼び起こされます。 また、パーク内の非常に広いエリアから、数千・数万の観客が同時に同じ夜空を見上げて鑑賞することで、「特別な瞬間をみんなと共有している」という強い一体感が生まれます。

ちなみに、このショーのタイトル「Reach for the stars」は、直訳すると「星に手を伸ばす」となりますが、「高い目標を持つ」「大志を抱く」「不可能と思われるような大きな夢を追い求める」という比喩表現としても使われるのですが、このショーの合間にも「さぁ、星に手を伸ばして、夢に向かって進み続けよう…」といったナレーションが入ります。

2026年も後半に入った今、今年度に掲げた目標の達成やモチベーションを上げるためにディズニーのショーを見に行くのもいいかもしれません。(2026年9月14日まで開催予定)

【海外比較】世界各国のディズニーランドにおけるドローンショー導入事情

世界各地に点在するディズニーのテーマパーク(リゾート)は日本を含め、6か所ありますが、他国のテーマパークでは、ドローンショーが開催されているのかも気になり、調べてみました。2026年7月現在にドローンショーを導入しているのはTDLも含め3か所です。

①ディズニーランド・パリ(フランス)

NEW Disney D-Light – Full Show (with 200 drones) – Disneyland Paris 30th Anniversary 2022

世界中のディズニーパークの中で、世界で最も早く、かつ本格的に常設のドローンショーを取り入れているリゾートです。 2022年の30周年記念ショー「Disney D-Light」で初めてドローンを導入して以降、その技術も進化しています。2024年〜2025年にかけては、メインストリート・エレクトリカルパレードをドローンで夜空に再現した「Disney Electrical Sky Parade」などが公演され、世界中で大きな話題となりました。

そして2026年にリニューアルオープンした「ディズニー・アドベンチャー・ワールド」にて公演がスタートした最新ショー「Disney Cascade of Lights」。上空だけでなく水面を移動する「水上ドローン」も世界初導入した、野心的なショーです。

ディズニーランド・パリでのドローンショーについては過去の記事もあるのでご覧ください。

②香港ディズニーランド・リゾート

World of Frozen Grand Opening Drone Show Performance (11/16/23) – Hong Kong Disneyland

香港のディズニーランドでも2023年からドローンショーが導入されています。新エリア『アナと雪の女王』のプレス向けグランドオープニングセレモニーで、一夜限りの特別なドローン演出が初めてお披露目されました。その翌年2024年には、香港ディズニーランドのトゥモローランド全体を舞台にした、近未来型のナイトタイムショー「Find Your Super Power: Battle in the Sky」が開催。昼のステージショーで撃退されたアーニム・ゾラが、夜にドローン(スウォームボット)の軍勢を率いて再び急襲。夜空に巨大な「アベンジャーズのロゴ(Aマーム)」や、ハイドラのシンボル、飛び交うエネルギー弾などが、何百機ものドローンと花火(パイロ)によって立体的に描き出されました。エリア全体が映画の戦場に入り込んだかのような興奮を味わえる特別なショーとして大成功を収めたようです。

あれ?「ディズニーランド」発祥の地、アメリカはやっていないの?と思ってしまいますが、残念ながら空域制限などの問題があるようです。

●ウォルト・ディズニー・ワールド(アメリカ・フロリダ州)
2024年夏に、無料の商業エリア「ディズニー・スプリングス」の湖上で期間限定の大型ドローンショーが開催され、ベイマックスなどが夜空を彩りました。しかし、現在フロリダの「マジックキングダム」などの有料テーマパーク内では、上空の飛行制限(制限空域)の関係などからドローンの定期公演は行われておらず、主にパーク外のエリアや限定イベントでの実施に留まっています。

● ディズニーランド・リゾート(アメリカ・カリフォルニア州)
アナハイムにある元祖ディズニーランド周辺は、住宅街に近い都市型の立地であるため、光や騒音、安全面に関する地元の厳しい規制があり、現時点でパーク内での定期的なドローンショーは行われていません。ディズニー社は独自の敷地などでテスト飛行を重ねており、将来的な導入を模索しています。

ディズニーのあくなき挑戦と進化

ディズニーの歴史は、1923年にウォルト・ディズニーと兄のロイが設立した小さなアニメーションスタジオから始まり、数々の危機を乗り越えながら世界最大のエンターテインメント企業へと成長しました。「ディズニーの歴史」は、失敗や倒産の危機を何度も「イマジネーションと技術革新」で乗り越えてきた歴史でもあります。ウォルトが残した「ディズニーランドは永遠に完成しない。世界に想像力がある限り、成長し続ける」という言葉通り、今も変化を続けています。

過去のディズニーのドローンショーに関する記事もこちらからご覧ください!

私たち、White Crowのドローンショーも回を重ねるごとに進化し続けています。ドローンショーには必要不可欠である安全管理の徹底はもちろん、音楽や周囲のロケーションとのシンクロや枠に囚われない自由な「イマジネーション」を形にすることで、地域活性化イベントから企業ブランドのプロモーションまで、関わるすべての人々に驚きと感動、そして未来への希望を届けていきたいと思っています。

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