「3・2・1!」
夜空いっぱいに浮かぶカウントダウンの数字。
ゼロの合図とともに、花火が一斉に夜空を彩り、会場が歓声に包まれる。
近年、ドローンショーを活用したカウントダウン演出は、年越しイベントだけではなく、花火大会や夏祭り、自治体イベント、スポーツイベントなど、全国各地のさまざまなシーンで採用されています。
これまで司会者の掛け声を合図に始まっていたイベントも、ドローンショーとカウントダウンを組み合わせることで、「期待感を高める時間」から「クライマックス」までを一つの物語として演出することができます。
私たちWhite Crowでも、
- 年越しイベント
- 花火大会
- プライベートイベント
などでドローンショーを活用したカウントダウン演出を手掛け、多くのお客様から「イベント全体の印象が変わった」「会場に一体感が生まれた」といった声をいただいてきました。
そこで本記事では、実際にドローンショーを企画・演出・運営をしている私たちだからこそ分かる、以下のテーマについて、徹底解説いたします。
- なぜ今、花火大会や地域イベントで「カウントダウン演出」が選ばれるのか?
- ドローンショーと花火を組み合わせることでどのような効果が生まれるのか?
- 「花火大会」と「年越しイベント」で根本的に異なる演出設計
- White Crowが実践する「花火を主役に据える」ドローンショーとは?
- 【プロの視点】カウントダウンが「10秒」である明確な理由
ドローンショーのカウントダウン演出とは?
ドローンショーのカウントダウンとは、LEDを搭載した多数のドローンをプログラム飛行させ、夜空に「10・9・8…」と数字を描き、イベントのクライマックスを盛り上げる演出です。
カウントダウンの後には、
- 花火の打ち上げ
- HAPPY NEW YEAR
- 周年記念ロゴ
- キャラクター
- 地域のシンボルや企業ロゴ
- メッセージ
などイベントの目的に合わせた様々な演出をくみあわせることができ、来場者の期待感を最高潮まで高めます。
ドローンショーは、機体数や演出内容をイベントの規模や目的に応じて設計できるため、花火大会だけでなく、自治体イベント、企業イベント、スポーツイベント、商業施設などにも活用されています。
▶2025年12月31日~2026年1月1日に開催された年越しカウントダウンイベント様子はこちら
「年越しだけ」と思われがちですが…
「カウントダウン」と聞くと、まず年越しイベントを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、私たちが現場で感じているのは、現在は花火大会や地域イベントなどでも、カウントダウン演出の活用が増加しているということです。
例えば、
- 花火大会
- 夏祭り
- 自治体の周年記念イベント
- 地域活性化イベント
- 商業施設・テーマパークのイベント
- スポーツイベント
- 企業の記念イベント
などです。特に花火大会では、ドローンショーから花火へつなぐ演出として活用されています。
イベントの規模や会場のロケーション、ご予算に応じて機体数や規模感を柔軟に設定できる点も、
多くの自治体や企画会社から選ばれる理由です。
なぜ今、ドローンショーのカウントダウン演出が注目されているのか
理由は、とてもシンプルです。イベントの「始まり」や「クライマックス」を、より感動的に演出できるからです。
例えば、花火大会。
以前は、
司会者
↓
「それでは花火をご覧ください!」
↓
花火打ち上げ
という流れが一般的でした。
もちろん、それだけでも花火の美しさを楽しむことができます。
しかし最新の演出トレンドでは、次のような構成で演出するケースも増えています。
ドローンショー
↓
カウントダウン
↓
花火
この構成では、花火が始まるまでの数十秒間も、演出の一部となります。
数字が夜空に現れカウントダウンが進む、この「イベントで最も期待感が高まる時間」の先に花火が打ちあがる。この一連の流れによって、来場者が同じ瞬間を共有する一体感を創ることができるのです。
SNS時代だからこそ広がるドローンショー×カウントダウン
ドローンショーのカウントダウンがイベントと相性が良いもう一つの理由が、SNSでの情報波及効果です。
夜空に浮かぶ数字が変化し、カウントダウンの最後に花火が打ちあがる瞬間は、写真だけでなく動画でも魅力を伝えやすい演出です。
例えば、
・Instagram
・TikTok
・YouTube Shorts
・X
などのSNSでは拡散されやすいコンテンツです。
イベント当日の集客だけでなく、開催後の情報発信や次回イベントのPRなど、イベントの記録をその後の広報資産として活用するという視点でも、ドローンショーは有効な演出手段の一つです。
ドローンショーと花火を組み合わせるメリット
ドローンショーと花火は、どちらも夜空を舞台とする演出ですが、それぞれの役割には違いがあります。花火は、一瞬で大きなインパクトを生み出すことができます。一方、ドローンショーは、文字やロゴ、キャラクター、地域のシンボルなどを夜空に表現しながら、時間をかけてストーリーをつくることができます。
そのため、
ドローンショー=期待感を高める
カウントダウン=会場の気持ちを一つにする
花火=クライマックスをつくる
という役割分担が可能です。
ドローンショーだけを目立たせるのではなく、花火と組み合わせることで、それぞれの魅力を引き立てることができます。

花火大会と年越しイベントでは演出設計が異なる
ここは、実際にドローンショー演出を企画・運営している会社だからこそお伝えしたいポイントです。
一見すると同じ「カウントダウン」でも、花火大会と年越しイベントでは、私たちが設計する内容は大きく異なります。
| 比較項目 | 花火大会のカウントダウン | 年越しイベントのカウントダウン |
| 演出の主役 | 花火 | 新年を迎える瞬間・祝福のメッセージ |
| ドローンの役割 | 花火への期待感を高める「序章・プロローグ」 | HAPPY NEW YEARなどの祝福演出 |
| カウントダウン後 | 花火へつなぐ | HAPPY NEW YEAR、干支、年号の華やかなアニメーション |
| ドローンの表現 | 花火を引き立てる構成 | 年号・干支・メッセージなど |
ドローンショーのカウントダウンが選ばれる理由
会場全体が一つになる
ドローンショーの最大の魅力は、会場にいる全員が同じ体験を共有できることです。
「3・2・1!」
と自然に声を合わせることで、その場にいる全員がイベントの参加者になります。これは大型スクリーンやステージ演出だけでは生み出しにくい、ドローンショーならではの魅力です。
花火の感動をさらに大きくできる
私たちはよく、
「ドローンショーと花火、どちらが主役ですか?」
と質問されます。
答えは決まっています。花火大会なら、主役は花火です。
だからこそ、私たちは花火が最も美しく見えるタイミングを考えて、ドローンショーを設計します。ドローンショーは、花火の感動をさらに引き立てるための演出なのです。
White Crowが考える「花火を主役にする演出設計」
ここが、私たちWhite Crowが最も大切にしている考え方です。ドローンショーは、「何機飛ばすか」や「どれだけ派手な演出ができるか」だけで評価されるものではありません。
本当に大切なのは、イベント全体を通して、来場者の心をどれだけ動かせるかだと私たちは考えています。
花火大会であれば、主役は花火です。
年越しイベントであれば、新しい一年を迎える瞬間です。
自治体の周年記念であれば、その地域の歴史や文化、未来への想いかもしれません。
イベントごとに主役は異なるからこそ、ドローンショーも毎回同じ演出ではなく、そのイベントの目的や伝えたいメッセージに合わせて設計しています。私たちが設計しているのは、ドローンショーという一つのコンテンツではなく、イベント全体の体験です。
例えば、カウントダウンの秒数やドローンの動きだけではなく、音楽やMC、花火、照明など、前後の演出とのつながりまで含めてストーリーを組み立てます。だからこそ、同じ「カウントダウン演出」でも、花火大会と年越しイベントでは構成も見せ方も大きく異なります。
私たちが目指しているのは、ドローンショーが印象に残ることではありません。イベントが終わったあとも、「あの瞬間は忘れられない」と思っていただける体験をつくること。そのために、一つひとつのイベントに合わせた演出を、丁寧に設計しています。
カウントダウンはなぜ「10秒」なのか?

「ドローンショーのカウントダウンは、なぜ10秒くらいなのですか?」
この質問をいただくことがあります。もちろん、イベントの目的や演出内容によって最適な秒数は変わります。そのうえで、White Crowでは、カウントダウンを10秒前後で設計するケースがあります。
理由は、会場全体の期待感を高めながら、テンポよくクライマックスへつなげやすいためです。
例えば、
10 → 9 → 8 → 7 → 6 → 5 → 4 → 3 → 2 → 1 → 0
と数字が変化していくことで、来場者は次の展開を自然に予測できます。
そして、0の瞬間に花火が上がる。
この「待つ時間」と「一気に展開する瞬間」のコントラストが、カウントダウン演出の大きな魅力です。
ただし、私たちが本当に重視しているのは「10秒」という数字そのものではありません。重要なのは、その数秒間で、MC・音楽・ドローン・照明・花火などをどのようにつなげ、会場の期待感を最大まで高めるかということです。
カウントダウンは短い時間だからこそ、その前後にどのような演出を配置するかが重要になります。
たった数秒の演出でも、そこに至るまでのストーリーと、その後に起こるクライマックスを設計することで、来場者の記憶に残る瞬間をつくることができます。
▶ 後編では、和歌浦花火大会・泉佐野市・年越しイベントの具体的な実績をもとに、実際の演出事例や現場で培ったノウハウ、さらにFAQやWhite Crowが選ばれる理由について詳しくご紹介します。

