【海外編】ドローンショーを使った観光誘致の事例を紹介

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海外ドローンショー:観光誘致事例

ドローンショーは、観光地や都市が観光客を誘致するための新しい手段として注目されています。夜空に広がるドローンショーは、多くの人々を魅了し、観光業の活性化に大きく貢献しています。今回は、海外で成功したドローンショーの事例をいくつかご紹介します。それぞれのショーは動画でもご覧いただけるので、臨場感をぜひ体験してください。

香港の成功事例

香港ドローンショー(ビクトリアハーバーでのショーの映像)

香港では、ビクトリアハーバーを舞台にしたドローンショーが観光誘致に成功しています。
2024年5月には「ドラえもん」をテーマにしたドローンショーが開催され、15分間のパフォーマンスで約15万人の観客を魅了しました。また、香港政府は観光業を盛り上げるために、定期的な花火やドローンショーを計画し、夜間経済の活性化を図っています。
これらの取り組みは、多くの国際的なメディアでも取り上げられ、香港の観光地としての魅力が再確認されました。

シンガポールの成功事例

シンガポールドローンショー(マリーナベイでのドローンショーの映像)

シンガポールのマリーナベイ地区では、2024年2月に「ドラゴンゲートの伝説」というテーマのドローンショーが開催されました。
このショーは1,500台のドローンを使用し、シンガポールのスカイラインを背景に神話の物語を描きました。このイベントは、中国の旧正月を祝うために開催され、観光客と地元住民に大きな感動を呼びました。
イベント期間中、シンガポールには多くの観光客が訪れ、地元経済に大きく刺激を与えました。また、SNSやメディアでの話題性も高く、シンガポールの観光ブランド力の向上に貢献しました。

ハノイ(ベトナム)の成功事例

ハノイドローンショー(ハノイでのドローンショーの映像)

ベトナムのハノイでも、観光促進のためのドローンショーが行われています。
2024年3月には「Get on Hà Nội – Scent of Tây Hồ 2024」というプログラムの宣言として、数百台のドローンが夜空を彩りました。このイベントは、地元や文化歴史をテーマにした光のショーであり、多くの観光客を惹きつけました。
イベントは地元の文化と歴史を効果的にアピールし、海外からの観光客の集客に成功しました。特に、地域の観光名所としての認知度が向上し、訪問者数の増加につながりました。

海外ドローンショーまとめ

ドローンショーは、観光地や都市の新たな魅力を発信し、観光客を誘致するための素晴らしい手段のひとつです。香港、シンガポール、ハノイの事例からもわかるように、適切なテーマ設定と効果的なプロモーションによって、観光業の活性化に大きく貢献できます。
日本の自治体の事例も別の記事で紹介しますので、ぜひご覧ください。
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この記事を書いた人

埼玉県出身。
環境・インフラ関連の会社でチームリーダーを務めた後、ドローン業界にて、インサイドセールスやフィールドセールスに従事。
サポート業務全般と人材マネジメントを得意とする。
二等無人航空機操縦士の資格を保持。

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