花火×ドローンショー!地域を盛り上げる最新演出【費用相場/事例あり】

地域のイベント企画を担当されている方の中には、毎年企画案を考える際に新鮮味に欠ける内容に行き苦労されている方も多いのではないでしょうか?

そこでおすすめしたいのが近年、花火大会の代替案として注目されている光を使った最先端のエンターテイメントであるドローンショーです。
花火とドローンショーの組み合わせは、光による視覚的な美しさと打ち上げ花火の音による迫力で観客に新しいイベントとして印象付けられるでしょう。

本記事は、ドローンショーと花火を組み合わせた演出の魅力やイベントで企画する際のポイント及び費用相場などを詳しく解説します。
本記事に書かれている『ドローンショーを成功させるためのノウハウ』で地域を盛り上げる新たな一歩を踏み出していただけたら幸いです。

【記事の監修者】 株式会社White Crow
取締役 本山 恵菜
二等無人航空機操縦士資格
ドローン業界での営業経験
マネジメント業務が得意。
本記事は、近年注目を集めるドローンショー×花火における地域活性や経済効果について徹底解説します。ぜひ、最後までご覧ください。
この記事の目次

ドローンショーは光を使った最先端のエンターテイメント

ドローンショーは、複数のドローンで夜空に巨大なアートを描く注目の新しいエンターテイメントです。
花火に負けないほどのインパクトと美しさを持ちながらも大きな音が出ず、ペットが驚く心配がありません。
また、煙も出ないため喘息持ちのお子さんも安心して見に行けます。
更に、ほとんど廃棄物が出ないこともドローンショーの特徴です。

ドローンショーが注目される背景

ドローンショーが注目されている主な背景は、3つあります。

地域活性化と経済効果が期待できる

ドローンショーは、新しいエンターテイメントとして注目されているため観光客を呼び込み、地域経済を活性化する力があります。
特に地方都市では、ドローンショーの開催が大きな話題となり地域全体の認知度向上に繋がります。

SNSで拡散されやすい

ドローンショーの独創性やインパクトは、多くの人の目を惹きつけます。
写真や動画をSNSにアップする人が増え『インスタ映え』や『バズる』など、その場にいなかった人にイベントの情報が広く拡散されより多くの人に知ってもらうきっかけになるでしょう。

ドローン技術の進化

アニメーションを表現するための柔軟力や機敏力は、年々向上しています。また、ドローン自体に花火を積めるようになったのも目覚ましい進化の1つです。
ドローンショーは、環境に優しく表現力豊か。
地域活性化につながる新しいエンターテイメントとして今後ますます注目を集めるでしょう。

ドローンショー×花火=新しいエンターテイメント体験

花火とドローンショーは、各々の強みを活かすことで例年開催しているイベント以上の楽しさや充実感を観客に味わってもらえます。
「また来年も来よう」
そう思ってもらえるイベントになるはずです。

ドローンショー×花火の相乗効果

花火の強みは、伝統的な娯楽として日本をはじめ多くの国や地域で有名な点です。
大きな音と光と共に打ち上がるインパクトは、観客に鮮明な思い出として印象づけられます。
対してドローンショーの強みは、複雑なデザインやメッセージを夜空に描くことで花火よりもストーリー性のあるショーを作りこめる点です。
では、伝統的な花火と最先端のドローンショーが合わさるとどのような相乗効果が生まれるのか。
それは、単独では得られない音と光の融合、そしてより壮大で華やかなエンターテイメントです。

例えば、2024年夏に開催された大阪「泉州夢花火」では、
「初めて見たドローンショーで花火より心に残った」
「ド迫力だった」
「何回でも来たい」
と、真と動画と共に多くの声がSNSに上がりました。

同じく2024年夏に開催された静岡県「安倍川花火大会」は、ディズニーキャラクターを描いたドローンショーが実施され、「上空でミッキーたちがパレードしてた」
「子どもの楽しそうな顔を見れて良かった」
「夏一番の思い出になった」
といった口コミがあり、子どもから大人まで幅広い観客を魅了しました。
このようにドローンショー×花火は、視覚的魅力だけでなく集客・経済効果を生み出す強力な手段になり得るのです。

自治体イベントにおけるドローンショー×花火 企画のポイント

企画のポイントは、以下の4つです。
・目的の明確化
・ターゲット選定
・予算策定
・法的許可と安全対策

1つずつ解説していきます。

何のためにドローンショー×花火をやるのか(目的の明確化)

ドローンショー×花火は、注目されるイベントであるものの、目的を明確にするとより注目されるイベントとして成功に導けます。
・地元の人に楽しんでもらいたい
・県外からのお客さんを呼び込みたい
・海外の観光客にきてもらいたい
など、ドローンショーで作るアニメーションと目的を合致させた演出を考えましょう。

誰にドローンショー×花火を見てもらいたいか(ターゲット選定)

年齢層や性別、カップル、家族連れなど、特に見てもらいたい人を想定するとアニメーションや音楽を選びやすくなります。

【ターゲットに合わせたドローンショー×花火の例】
・バレンタインデー:カップル
 ラブソングとピンクや赤をメインカラーにしたロマンチックな演出
・夏祭り:学生や若年層
 流行の曲を使用し、大きな打ち上げ花火とカラフルなドローンのアニメーションでSNS映えする演出
・花火大会:家族連れ
 オープニングとしてドローンショーを開催
 夏らしい楽曲とドローンで作ったカウントダウンのアニメーションで花火前の盛り上げを演出

どのくらいの予算で開催できるか(予算策定)

ドローンショーと花火の費用を考慮し総予算を設定します。撮影・LIVE中継・音響などの追加費用がかかる場合もありますので、それらを全て含めた計画が必要です。

費用相場は、次の見出しで解説します。

開催に必要な許可申請と当日の安全対策

ドローンの飛行および花火の打ち上げは、一部の場所で制限があり開催には許可申請や法的に決められた安全対策をしなければなりません。
また、イベントが中止となった場合に備えた保険加入も必要です。
ドローンが墜落した場合や第三者に危害を加えた場合は、保険で対応させていただきますが、中止などのトラブルに際して発生する費用は主催者側にあるためです。

ドローンショー×花火の費用相場

ドローンショーと花火の費用は、規模や内容によって大きく変動します。

ドローンショーの費用相場(屋外)

ドローンショーは、機体数によって費用が変動します。

機体数費用相場
100機300万円~
300機600万円~900万円
1,000機2,000万円~3,000万円

花火大会の費用相場

花火大会の費用は、以下の通りです。

花火大会の規模費用相場
個人向けの花火大会(30~200発)約10万円~50万円
商店街や企業の協賛による小規模イベント、お祭りのフィナーレ約100万円~数百万円
地域の夏祭り、中規模花火大会約3,000万~4,000万円
地域の夏祭り、大規模花火大会数億円~十数億円

予算と費用対効果の考え方

ドローンショー×花火の開催で重要な予算計画と費用対効果について解説します。

予算計画

予算計画は、以下のステップを参考にするとスムーズにできます。

①ドローンショーと花火の費用の目安を把握
②ドローンショーのアニメーション制作費や進行管理費などの追加費用を検討
③イベントの目的や観客数に応じてドローンの機数と花火の規模を決定
④複数の業者から見積もりを取得し比較検討

予算計画は、単なる合計費用ではなく費用対効果、相乗効果を高める演出や安全管理のための追加費用なども考慮しましょう。
ちなみに、弊社では②の追加費用も通常費用に含まれています。ただし、空撮や音響機器の準備、連日開催などの場合は、別途料金がかかります。

費用対効果

費用対効果は、必要な費用に対して目的が達成されるかを推測および検討しましょう。
費用対効果の例は、以下の通りです。

【直接収入につながる費用対効果】
①SNSでの拡散やメディア掲載の可能性
②集客増加による地域への経済効果
③企業ロゴ表示によるスポンサー収入の可能性

【長期的な価値の底上げにつながる費用対効果】
④従来のイベントより多くの観客動員を見込めるか
⑤イベントが地域や主催者のブランド価値(認知度)を高められるか
⑥来年も来たいと思ってもらえるイベントになるか(リピーター獲得)

費用対効果は、直接的な収益だけでなく長期的な地域振興や価値向上も含めて総合的に判断すると良いでしょう。

ドローンショーに関するよくある質問

ドローンショーについて皆様からいただく質問と回答をまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。

Q1. ドローンショーはどこでも開催できますか?

A1. ドローンショーの開催場所にはいくつかの制限があります。
制限がある開催場所は、以下の通りです。

・人口集中地区
・空港周辺
・人や物から30m以内の距離
・夜間の飛行

ただし、許可申請を経れば開催が可能なため、開催を検討している場所がこれらの制限に該当するかどうかを運営会社に確認しましょう。

ドローンショーを企画・運営する株式会社WhiteCrowは、ショーが見えやすい最適な位置や法律面を考慮してベストな開催場所を決定できます。お客様には、開催場所の候補をいくつか選定していただくだけで、お手間をかけさせません。

◆詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

Q2. ドローンショーの実施時間はどのくらいですか?

A2. ドローンショーの一般的な飛行時間(空にアニメーションが描かれている時間)は、15〜20分程度です。
離着陸の際の光の演出を含めると全体で30分程度のショーが可能です。

Q3. ドローンショーの安全対策はどのようにすればよいですか?

A3. お客様に実施していただくドローンショーの安全対策は、以下の通りです。

・観客が安全に観賞できる立入禁止エリアの設置
・避難経路や緊急連絡先の周知徹底

株式会社WhiteCrowは、ドローンショーの安全管理マニュアルが完備されており、一緒に安全対策の徹底を実施いたしますので安心してお任せください。

◆安全対策については、こちらの記事もご覧ください。

Q4. ドローンショーの企画・運営はどのように進めればよいですか?

A4. ドローンショーの企画・運営をする会社と一緒に進めるのが一般的です。
企画・運営会社は、ドローンショーの運営に関わる全ての工程をサポートしてくれますが、対応の柔軟性や企画力の高さなども選定基準にしましょう。

【企画・運営会社の選定ポイント】
・実績・過去の導入事例が豊富か
・演出のカスタマイズに柔軟に対応してくれるか
・法的な部分や規制に対して知見を持っているか 等

Q5. ドローンショーの費用はどのくらいですか?

A5. ドローンショーの費用は、規模や演出内容によって大きく異なります。
一般的には、数百万円〜数千万円規模になるケースが多いです。複数の業者から見積もりを取り、予算に合わせて最適なプランを選ぶと良いでしょう。

株式会社WhiteCrowは、地域密着型のドローンショーでお客様に寄り添った丁寧な対応が好評です。
予算やご要望に応じて柔軟に対応できますので、ぜひ一度お問い合わせください。

株式会社WhiteCrowでおこなったドローンショー×花火大会実績

株式会社WhiteCrowは、ドローンショーと花火を組み合わせた演出で地域を盛り上げるお手伝いをしております。弊社が実施したドローンショー×花火大会の実績をご紹介します。
2024年の和歌祭わかうら花火大会は、和歌の浦誕生1300年を記念して開催されたイベントです。
株式会社White Crowは、この記念すべきイベントでドローンショーの演出を担当し、地域の歴史や魅力を表現したアニメーションを夜空に描きました。
約2,000発の花火と初の試みであったドローンによる光のショーを通じて、従来の2倍のお客様にお楽しみいただく結果となりました。
このような特別なひとときに一員として参加できたことに深い喜びを感じています。

◆共催させていただいた株式会社ディープジャパン様の声は、こちらからご覧ください。

まとめ

株式会社WhiteCrowは、ドローンショーと花火を組み合わせた演出で地域を盛り上げるお手伝いをさせていただきます。

女性中心のメンバーで構成された株式会社White Crowは、細やかで独創的なドローンショーをお客とともに作り上げ、観客全員が笑顔になるショーにしたい。
そのような想いで企画・運営をしています。
これまでの数々の実績をもとに、柔軟で迅速な対応と企画力の高さ、さらには花火が搭載できるドローンによる迫力のあるショーを作りあげることができます。

興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

日々ドローンショーの魅力を発信し、クライアントやパートナーと連携して、観客に驚きと感動を提供することに全力を注いでいます。White Crowは、次世代のエンターテインメントを通じて、多くの方々に新たな体験をお届けすることを使命としています。

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