光と音と色彩で夜空を彩るドローンショー×花火は、集客に効果的なエンターテイメントとして多くの自治体で開催されています。
また、地域の文化や観光スポット、PRしたい文字や画像など、テーマに合わせた自由な演出が可能な点も魅力です。
本記事を読むと、花火とドローンショーを組み合わせた演出の魅力や可能性を発見できるでしょう。
ぜひ最後までお読みいただき、次回のイベントやお祭りにお役立てください。
【記事の監修者】 | 株式会社White Crow 取締役 本山 恵菜 二等無人航空機操縦士資格 ドローン業界での営業経験 マネジメント業務が得意。 | 本記事は、ドローンショー×花火のメリット・デメリットを通して、地域住民に喜んでもらえるイベント企画のヒントをポイント解説します。ぜひ、最後までご覧ください。 |
ドローンショー×花火=花火大会の新しいかたち
ドローンショーと花火は、お互いの特性を引き立て合うことで単独では実現できない魅力的なエンターテイメントを生み出します。
ドローンショー×花火が持つ相乗効果5選
ドローンショーと花火が組み合わさることによる相乗効果は以下の5つです。
- 視覚的インパクト
- 技術と伝統の融合
- 環境への配慮
- カスタマイズ性
- 柔軟性
特にドローンショーの光と動き、花火の色彩のコラボレーションは、夜空一面にアート作品が彩られるかのようなインパクトがあります。
また、最先端のテクノロジーのドローンショーと、伝統的な花火が融合することで、幅広い年齢層が楽しめるエンターテイメントになります。
この相乗効果により、従来の花火大会単体の楽しみ方及び集客に新しい効果を生み出しました。
ドローンショー×花火は真新しい視覚体験を提供できる
ドローンショーと花火の組み合わせは、従来の花火大会とは異なる真新しい視覚体験を可能にしました。
ドローンが夜空を自由自在に飛び回り、光で様々な形を描き出すドローンショーは、
「次はどんな絵が浮かび上がるのだろう」
「どんな結末が待ち構えているのだろう」
とドローンの行く先に目を凝らして、浮かび上がるアートに感嘆します。
そのため、最初から最後まで飽きさせない演出で観客に楽しんでもらことができます。
更に、季節に合わせた演出やSNS映えを狙ったショーなど柔軟にカスタマイズできるストーリー演出が可能です。これにより、SNSでの口コミによる集客効果も期待できるでしょう。
ドローンショー×花火の成功事例2選
近年、ドローンショーと花火を組み合わせたイベントは、各地で成功を収めています。
今回は、その中から2つの例をご紹介します。
富士急ハイランド 観客数前年比140%増を達成
2024年8月に開催されたこのイベントは、ドローンショーと花火のコラボレーションが実施され、観客数が前年比140%増という記録的な増加を達成しました。
参考:観客数140%超え!富士急ハイランド開業60周年記念ドローンショーが新たなレジャー施設の扉を開く|株式会社ドローンショー・ジャパン
和歌山県わかうら花火大会 観客動員数2倍増を達成
弊社が地元の会社「株式会社ディープジャパン」様と共催した同地域初の花火×ドローンショーは、通常の観客動員数5000人から約1万人の方が訪れました。
その後の問い合わせ件数も倍増し、従来の花火大会に比べて大きな成果を上げています。
これらの事例からもわかるように、ドローンショーと花火の組み合わせは、従来の花火大会以上の集客力を持つことが示されています。
企業のPR広告としての活用も広がりをみせているドローンショー×花火の事例は、他にもあります。ぜひ、こちらも参考にしてみてください。

花火大会でドローンショーをおこなうメリットデメリット
花火大会×ドローンショーを企画する場合のメリット・デメリットをまとめました。
1つずつ解説していきます。
ドローンショー×花火のメリット
ドローンショー×花火のメリットは空中アートという視覚体験と集客、カスタマイズ力の高いショーだということです。
光×音×色彩で空中アートを楽しめる
ドローンによる精密な図形や文字の表現と花火の鮮やかな色彩、音のコラボレーションは、従来の花火だけでは不可能だったより壮大なアートや物語を創り出せます。
例えば、ドローンによるアニメーションが花火によって彩られ、空いっぱいに広がるアートは、誰かに自慢したくなるほど印象深い思い出となるはずです。
組み合わせやすいうえに集客が期待できる
ドローンショーは、既存の観光資源や文化的イベントと組み合わせやすい点が大きなメリットです。
2023年8月大阪府泉南市で開催された「泉州夢花火」は、オープニングイベントとして関西空港を背景にドローンショーを実施しました。
コロナ禍の影響で4年ぶりの開催かつ泉州夢花火で初めてドローンショーを取り入れたため、大変注目を集めたのです。
500機のドローンを使用した華やかなショーは、観客の心を掴み、有料席の完売など集客に直結する結果をもたらしました。
テーマに合わせたカスタマイズ性で物語をつくれる
ドローンショーは、イベントのテーマやメッセージに合わせて内容をカスタマイズできる点も強みです。花火の打ち上げの合間をドローンショーで埋める飽きさせないパフォーマンスは、互いの特徴を活かした相乗効果を生み出します。
これらのメリットにより、地域の魅力を最大限に引き出す真新しい花火大会を企画できます。
従来の花火大会の魅力を損なうことなく、新たな技術を取り入れることで、より多様で魅力的なエンターテインメントが実現し、地域の活性化へと繋がるでしょう。
◆ドローンショーの詳しい費用対効果や海外事例も紹介していますので、ぜひご覧ください。


ドローンショー×花火のデメリット
ドローンショー×花火のデメリットは、コスト及び法規制対応です。
コストが高い
ドローンショー及び花火大会は、単体でも高額なためこれらを組み合わせると総コストが増加します。その結果、実施できる期間や頻度が限られてしまう可能性があるのです。
ドローンショー×花火の企画には慎重な予算設定が求められます。
法規制対応に手間と時間がかかる
ドローンの飛行及び花火の打ち上げは、ルールがあり準備から企画運営、実施に至るまで手間と時間がかかります。
株式会社WhiteCrowが企画・運営するドローンショーの場合、約2~3カ月前から準備を進めます。
これは、ドローンショーと花火を組み合わせる場合も同じです。
しかし、それぞれのショーの内容やどちらを先に実施するかのタイミングなど、決めなければならないことは多少増えるでしょう。
負担に感じてしまう準備期間かもしれませんが、私たちは予算に応じた柔軟な企画、迅速で丁寧な対応に自信を持っています。実施までしっかりサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
◆内部リンク

【最新】花火搭載のドローンでより魅力的なイベントに!
2024年、ドローンショー×花火の新たな武器「花火搭載型ドローン」がお披露目されました。
事前に設定されたプログラムによって特定のタイミングで花火に自動着火、点火する仕組みのドローンです。
お披露目では、1,000機のドローンのうち100機が花火を搭載。鳥の羽から花火が発射される演出で、鳥が生き生きと羽ばたく様子が夜空に映し出されました。
花火搭載のドローンは、従来の花火の魅力とドローン技を組み合わせ、更に進化したエンターテインメントを提供する可能性を秘めています。
株式会社White Crowも花火搭載のドローンをショーで使える数少ない企業の1つとして、皆様のイベントを一緒に作り上げていきます。
参考:レッドクリフ、日本初!花火搭載ドローンを用いたドローンショーのテスト飛行に成功|DRONE
まとめ
花火大会に代わる新しいイベントの形として、ドローンショーと花火の組み合わせは非常に有効な手段です。
地域活性化に貢献したいと考えている自治体職員の皆様や、既存のイベントをより楽しんでもらえる新企画を検討中の企業様は、ぜひ今回の記事を参考にドローンショーの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
株式会社White Crowは、地域に根差したドローンショーの企画・運営を手がけています。
お客様と私たち、そして観に来てくださる方全員が笑顔になれるようなドローンショーを作り上げ、地域活性のお役に立ちたいと考えています。
ご予算、テーマ、イベントにかける想いなどをじっくりお伺いし、満足いただけるようなドローンショーを企画いたします。皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。
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