ドローンショーの費用相場を徹底解説!内訳から安くする方法まで

近年のイベントを盛り上げる新たな手法として注目を集めている「ドローンショー」。華やかな演出で、企業のプロモーションや地域活性化に貢献していますが、気になるのはその費用ですよね。

この記事では、ドローンショーの費用相場、内訳、費用を抑える方法まで、詳しく解説します。ドローンショーの導入を検討している担当者の方、必見です。

この記事の目次

ドローンショーの費用相場:屋内と屋外、規模別の料金

ドローンショーの導入を検討する際、最も気になるのが費用ではないでしょうか。ドローンショーの費用は、開催場所が屋内か屋外か、使用するドローンの台数、演出内容によって大きく変動します。

ここでは、それぞれのケースにおける費用相場と、価格に影響を与える要因について詳しく解説します。

屋内ドローンショーの費用相場

屋内でのドローンショーは、比較的小規模なイベントや、天候に左右されない安定した演出が求められる場合に適しています。費用相場は、使用するドローンの台数や演出の複雑さによって変動しますが、一般的には数十万円からが目安となります。

具体的には、数十台規模のドローンを使用し、シンプルなアニメーションで構成されるショーであれば、数十万〜数百万円程度が相場となることが多いです。ドローンの台数を増やしたり、より複雑でインタラクティブな演出、プロジェクションマッピングとの連携などを盛り込む場合は、別途相談が必要です。

屋外ドローンショーの費用相場

屋外ドローンショーは、花火大会や地域イベント、大規模な企業のプロモーションなど、広大な空間でのダイナミックな演出が求められる場合に最適です。費用相場は、屋内ショーと比較して高額になる傾向があり、数百万円から数千万円と幅広いのが特徴です。

例えば、200-300台程度のドローンを使用し、10分前後の演出を行う場合、費用は500万円程度が目安となるでしょう。これが500台、さらには1,000台を超える規模になると、1,000万円〜3,000万円、あるいはそれ以上となるケースも珍しくありません。特殊効果(レーザー、花火との連携など)を追加すると、さらに費用は上乗せされます。

規模(ドローン台数)別の費用目安

ドローンショーの費用は、使用するドローンの台数が最も大きな決定要因の一つです。台数が増えるほど演出の迫力や表現の幅が広がる一方で、費用も増加します。

規模適したイベント・用途費用目安演出可能な内容
100台〜200台規模中規模の屋外イベント、企業イベントでのメイン演出200万〜600万円程度・比較的複雑なアニメーション・立体的な表現が可能(視覚的インパクト大)
300台〜600台規模・大規模な地域イベント・花火大会の代替・連携演出・プロモーションイベント600万円以上・非常に精細なグラフィック・複数のシーン展開、ストーリー性のある演出
700-1000機以上・国際的なイベント・国の祝典・大規模な都市型イベントなど、最高峰の演出1,400万円以上圧倒的なスケールと表現力で深い感動を与える

ドローンの台数が増えることは、単に機材費が増えるだけでなく、運用に関わる人件費、複雑なアニメーション制作費、そして安全管理のための申請費用なども増加する要因となります。

費用相場に影響を与えるその他の要因

ドローンショーの費用は、ドローンの台数や開催場所の他に、様々な要因によって変動します。これらの要素を理解することで、より正確な予算計画を立てることができます。

開催期間と回数

単発のショーよりも、数日間にわたる開催や、複数回の実施を依頼する場合、準備期間や人件費が増加するため、総費用は高くなります。ただし、1回あたりの費用は割安になることもあります。

特殊機材の使用

ドローンショーと連携して、レーザーや花火、プロジェクションマッピング、音響システムなどの特殊機材を使用する場合、それぞれの運用費が追加されます。

開催場所の地理的条件

会場が都市部から遠い、または交通の便が悪い場所にある場合、機材の輸送費やスタッフの宿泊費などが高くなる可能性があります。また、会場の広さや周辺環境によっては、追加の安全対策費用が発生することもあります。

申請・許可にかかる費用

ドローンショーを実施するには、航空法に基づく飛行許可や、無線局の開設許可など、様々な行政手続きが必要です。これらの申請代行費用も、全体のコストに影響を与えます。

企画・ディレクション費用

ドローンショーのコンセプト立案から、アニメーションの具体的なデザイン、音楽に合わせた動きなど、企画・演出にかかる専門的な費用も含まれます。オリジナリティの高いショーを求めるほど、この費用も高くなる傾向があります。

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ドローンショーの費用内訳

ドローンショーの費用は一見高額に感じられますが、その内訳を見ていくと、多岐にわたる専門的な業務とコストが含まれていることがわかります。ここでは、ドローンショーにかかる主な費用項目について詳しく解説します。

機材費

ドローンショーの費用の中でも大きな割合を占めるのが機材費です。これには、ショーで使用する多数のドローン機材の費用が含まれます。予備機を含め、数百台のドローンが必要となるため、その調達コストは無視できません。

また、ショーの規模が大きくなるほど、大量のバッテリーを効率的に充電するための充電ステーションや、それらを安全に現場まで運搬するための費用も発生します。これらの機材は精密機器であり、取り扱いにも専門的な知識と技術が求められます。

人件費

ドローンショーの成功には、高度なスキルを持つ専門スタッフが不可欠です。人件費には、ショー全体を統括するディレクター、ドローンの飛行を管理するパイロット、プログラムを操作するオペレーター、そして観客や周辺の安全を確保する安全管理要員が含まれます。

大規模なショーでは、これに加えて設営・撤収を行うスタッフなど、多くの人員が動員されます。彼らの専門性と経験が、ショーの品質と安全性を保証する上で極めて重要です。

申請費用

ドローンを屋外で飛行させる場合、日本の航空法に基づき、国土交通省への飛行許可・承認申請が必須となります。特に、多数のドローンを同時に飛行させるドローンショーでは、高度な安全基準が求められ、申請手続きも複雑になります。

アニメーション制作費

ドローンショーの魅力を最大限に引き出すのが、クリエイティブなアニメーション制作です。この費用には、ドローンが描く光のアートを設計する「飛行プログラムの作成」が含まれます。数百~数千台のドローンが複雑な動きを同期させるためのプログラミングは、高度な技術と時間が求められる作業です。

また、ショー全体のコンセプトに基づいた「演出デザイン」、観客の感動を深めるための「BGM選定とその著作権料」、さらにナレーションや効果音の制作費なども含まれます。これらの要素が組み合わさることで、唯一無二のドローンショーが完成します。

その他費用

上記以外にも、ドローンショー開催には様々な付帯費用が発生します。会場を借りる場合は「会場使用料」、万が一の事故に備えるための「保険料」は必須です。また、予期せぬトラブルに備えて用意する「予備機材費」も考慮しておくべきでしょう。

さらに、遠隔地での開催となれば、スタッフの「交通費」や「宿泊費」も発生します。これらの諸経費も、全体の予算計画に含めておく必要があります。

ドローンショーの費用を安く抑える3つのポイント

ドローンショーは魅力的なイベント演出ですが、費用を心配される方もいるかもしれません。ここでは、ドローンショーの費用を賢く抑えるための3つのポイントをご紹介します。

ポイント1:規模を調整する

ドローンショーの費用は、主に使用するドローンの台数によって左右されます。一方で、ショーの時間を短縮したからといって費用が大きく下がるわけではない点には注意が必要です。実際には、一定の時間を超えて演出を長くする場合に追加コストが発生するケースが一般的です。

また、屋外ドローンショーでは安全性や演出品質の観点から、数十台規模での実施は現実的ではありません。企画段階では、予算に応じて適切なドローン台数を前提に演出内容を検討し、コストとインパクトのバランスが取れた規模を見極めることが重要です。

企画段階で予算と演出のバランスを検討し、最適な規模を見つけることが重要です。

ポイント2:開催時期・場所を工夫する

ドローンショーの費用は、開催時期や場所によって変動することがあります。需要が高まるイベントシーズンや年末年始などを避け、オフシーズンに開催を検討すると、費用が抑えられる可能性があります。

また、都市部よりも地方での開催の方が会場費や人件費が安くなるケースも考えられます。既存のイベントと連携して開催することで、会場設営費や集客コストを共有し、全体の費用を削減する工夫も有効です。

ポイント3:複数の業者を比較検討し、相見積もりを取る

ドローンショーの企画・実施を依頼する際は、必ず複数のドローンショー会社から見積もりを取り、比較検討することが非常に重要です。各社で提示される費用は、使用するドローンの種類、アニメーションの制作費、運営体制、サポート内容などによって大きく異なります。

相見積もりを取ることで、サービス内容と費用のバランスを客観的に比較でき、予算に合った最適な業者を見つけることができます。見積もりを依頼する際は、具体的な要望を明確に伝え、不明な点は積極的に質問するようにしましょう。

ドローンショー会社を選ぶ際の注意点

ドローンショーを成功させるためには、信頼できるパートナー選びが非常に重要です。費用だけでなく、以下のポイントに注目して業者を選びましょう。

実績と経験

ドローンショー会社を選定する際は、これまでに実施してきたイベントの規模や内容を確認することが大切です。自治体が主催する催しや花火大会、商業施設でのイベント、観光地での演出など、幅広い実績を持つ会社ほど、天候の急変や通信トラブルといった想定外の事態にも柔軟に対応できる傾向があります。

また、ドローンショーの運営だけでなく、産業用ドローンなど多様な現場経験を積んだオペレーターが在籍しているかどうかも重要な判断材料です。マニュアルだけでは対応が難しい場面では、豊富な実務経験に基づく判断力が求められます。ヒューマンエラーを未然に防ぐ体制が整っているかどうかが、ショーの安全性と成功を大きく左右します。

技術力と安全性

ドローンショーは高度な技術と厳格な安全管理が求められます。使用しているドローンの種類や性能、飛行制御システム、そして何よりも安全管理体制について詳しく確認することが重要です。

万が一の事故を防ぐための対策(予備機の準備、緊急停止システム、リスクアセスメントなど)が十分に確立されているか、また保険加入状況なども確認し、安全性を最優先する業者を選びましょう。

サポート体制と提案力

ドローンショーの企画から実施、そしてアフターサポートまで一貫した手厚いサポート体制があるかどうかも重要なポイントです。イベントのコンセプトに合わせた魅力的な演出を提案してくれるか、予算内で最適なプランを一緒に考えてくれるかなど、企画段階での提案力を確認しましょう。

また、準備期間中の連絡体制や、本番当日のスムーズな運営、そして万が一のトラブル発生時の迅速な対応についても、事前に確認しておくことをおすすめします。

法的規制への対応力

ドローンショーは、航空法などさまざまな法的規制の対象となります。これらの複雑な規制を正確に理解し、必要な許可申請や手続きを適切に行える知識と対応力が、業者には不可欠です。

法令遵守を徹底し、安全かつ合法的にドローンショーを実施できる会社を選びましょう。不明な点があれば、積極的に質問し、業者の知識レベルを確認することも大切です。

ドローンショーの法的規制と手続き

ドローンショーを安全かつ合法的に実施するためには費用面だけでなく、関連する法的規制と必要な手続きを理解することが不可欠です。適切な手続きを踏まなければ、イベントの中止や罰則の対象となる可能性もあります。

ここでは、ドローンショーに関わる主な法規制について解説します。

航空法に基づく許可・承認

ドローンを飛行させる際には、航空法によって様々な規制が設けられています。ドローンショーは、多くのドローンを同時に飛行させるため、特に厳格な基準が適用されます。

具体的には、以下の飛行ルールに該当する場合、国土交通大臣の許可・承認が必要です。

区分内容
DID地区(人口集中地区)での飛行市街地など、人口が密集している地域での飛行。
夜間飛行日没から日の出までの時間帯における飛行。
目視外飛行ドローンを目視できない範囲での飛行。
人や物件から30m未満の距離での飛行イベント参加者や建物などに接近して飛行させる場合。
イベント上空での飛行多数の人が集まるイベントの上空での飛行。

ドローンショーではこれらの条件に該当するケースがほとんどであり、事前の飛行計画書作成や安全対策の提示が求められます。申請には専門知識が必要となるため、ドローンショー会社と密に連携し、余裕を持ったスケジュールで準備を進めることが重要です。

その他の関連法規

ドローンショーの実施には、航空法に加え、プライバシー・肖像権、騒音規制、地域条例への配慮が欠かせません。撮影を伴う場合は事前告知や個人が特定されない工夫が必要で、夜間や住宅地では騒音対策や周知も重要です。

また自治体独自の条例確認も必須となります。これらは複雑ですが、専門知識を持つ信頼できるドローンショー会社に依頼することで、適切な手続きや運営サポートを受けながら安全に実施できます。

【White Crow】ドローンショーの事例紹介

ドローンショーは、その革新的な演出によって様々な分野で活用され、大きな成功を収めています。ここでは、具体的な事例を通して、ドローンショーがどのようにイベントを盛り上げ、目標達成に貢献しているのかをご紹介します。

事例①【福山城 カツナリデ・ナイト】

2025年8月23日、広島県福山市の象徴・福山城で初となるドローンショーを開催しました。福山城の魅力発信プロジェクト「カツナリ・デ・ナイト」の一環として実施され、歴史的景観と最先端技術を融合したナイトエンターテインメントとして注目を集めました。

天守前広場では300機のドローンが夜空に福山城のシルエットや歴史を象徴する演出を描写。和太鼓の力強い演奏と光のアニメーションがシンクロし、迫力ある演出で観客を魅了しました。来場者からは高評価が寄せられ、新たな観光コンテンツとしての可能性を示しました。

事例②【東武動物公園|夏のナイトZOO】

2025年8月、埼玉県の東武動物公園で夏の特別企画「サマーナイトZOO」の一環としてドローンショーを開催しました。2025年3月に初実施し好評を博した「春のナイトZOO」に続く第2弾で、今回は200機のドローンを用い、8月13日から16日までの4日間連続公演を実施しました。

夏の夜空に映える色彩や動物園らしいモチーフ、ダイナミックな動きと光の演出で来場者を魅了しました。リピーターの来園も多く、継続開催によるファンづくりの手応えが得られました。

ドローンショーのご相談は「White Crow」へ

株式会社White Crowは、ドローンショーを核とした空間演出を提供するエンターテインメント企業です。ドローンをはじめ、レーザーや音楽、花火などを組み合わせた演出により、地域イベントや観光施策、商業施設の催し、自治体主催イベントなど幅広いシーンに対応しています。

企画立案から演出設計、各種許認可の取得、安全管理、当日の運営までを一貫してサポート。先端技術と高い表現力を活かし、「空から感動を届ける」体験を通じて、地域の魅力発信とイベント価値の向上に貢献しています。

まとめ

本記事では、ドローンショー費用の考え方を多角的に解説しました。費用はドローンの台数や演出内容、開催場所によって大きく異なり、一般的には数百万円から数千万円が相場となります。内訳には、機材費や人件費、航空法に基づく申請費用、演出の要となるアニメーション制作費などが含まれます。

コストを抑えるには、台数や時期の調整、複数社の見積比較が有効です。また、成功のためには予算だけでなく、イベントの目的やターゲット、期待する効果を明確にし、実績と技術力、サポート体制に優れた信頼できる業者を選ぶことが重要です。

ドローンショーの開催を検討している方は、一度White Crowへお問い合わせください。

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