埼玉・東武動物公園で初開催!東武レジャー企画株式会社 前田様

動物園発・夜の感動体験「ドローンショー」の導入背景と今後の展望とは?

株式会社White Crowは、埼玉県の人気レジャー施設「東武動物公園」にて、同園初となるドローンショーを実現しました。今回は、導入の背景や狙い、実施後の反響、そして今後の展望について、主催者である東武動物公園の担当者にインタビューを行いました。

会社名東武レジャー企画株式会社
HPhttps://www.tobuzoo.com/
事業内容    遊園地・動物園・プールの運営および関連施設の管理・サービス提供
導入時期2025年03月
この記事の目次

和やかさの中に革新を。新たな夜のエンターテインメントへ

ドローンショー導入の背景を教えてください。

動物園でありながらも、夏の花火や冬のイルミネーションなど、四季折々のイベントに力を入れてきました。そうした中で「もっと新しいイベントをお客様に届けたい」という想いから、ドローンショーという選択肢が自然に浮かび上がりました。

複数社からご提案をいただいた中、埼玉県出身で熱意を持ってアプローチしてくれたWhite Crowの提案に共感し、今回の試みが実現しました。

「また来たい」を生む、新体験への挑戦

実施にあたっての目的や期待を教えてください。

一番の目的は集客です。とくにリピーターの年間パスポート利用者が多い施設なので、「いつもと違う体験を届けたい」という想いが強くありました。

また、全国的にも動物園でドローンショーを行っているところはまだ少なく、「東武動物公園ならではの演出」として定番化していけたらという意図もあります。

アニメーション選びは“わかりやすさ”が鍵

今回、演出で特にこだわったポイントはありますか?

初めての試みだったため、「どんなアニメーションが喜ばれるのか」は手探りでした。動物園・遊園地という施設特性上、誰が見てもすぐに理解できる“わかりやすさ”を重視し、動物モチーフやキャラクターを中心に構成しました。

White Crowを選んだ理由

なぜWhite Crowをパートナーに選ばれたのでしょうか?

決め手は、地元出身者ならではの熱意と親身な姿勢です。「一緒に何かをつくりたい」という気持ちが強く伝わってきました。また、コスト面での柔軟な対応も非常にありがたかったです。

他社と比較しても、ただの売り込みではなく「一緒につくる」という姿勢が最も響きました。

観客の反応が物語るドローンショーの力

実施後の反響はいかがでしたか?

前日はあいにくの雨でしたが、それでも多くの問い合わせをいただき、当日も「ドローンショーはありますか?」と聞かれることが多かったです。来園のきっかけになっていたと感じています。

実際にショーを見たお客様の歓声や拍手にも背中を押されました。写真や動画では伝わらない、ライブ体験ならではの感動がありました。

今後の展開と“うちならでは”のドローンショーとは

今後、どのように活用していきたいとお考えですか?

花火との共演が難しい事情もある中で、単体でも成立する“完成度の高いドローンショー”を目指しています。夜桜やイルミネーションとのコラボなど、季節や地域の魅力を引き立てる演出を今後も模索していきたいです。

何より、「東武動物公園ならでは」のオリジナル性を大切にしたいと考えています。

他の主催者に伝えたいドローンショーの魅力

最後に、他の主催者や同業者に向けたメッセージをお願いします。

私たち自身も、他所で見たドローンショーに感動して「うちでもやりたい」と思ったのが始まりでした。花火と違い、ドローンショーはまだ体験者が少なく、動画では伝わらない“本物の感動”があります。

ぜひ一度、実際に見ていただくことをおすすめします。それが導入を検討する最初の一歩になるはずです。

次なる挑戦に向けて

東武動物公園でのドローンショーは、まだ始まったばかりの取り組みです。けれどもそのインパクトと感動は、確かな手応えとして主催者と来園者の心に残りました。これからも、地域に根差した唯一無二の体験型エンターテインメントとして、進化を続けていくことでしょう。

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