SNS映え必至!学園祭を彩るドローン活用法

学生期間の思い出の1つとして強い印象を残すイベントといえば、学園祭です。
近年の学園祭は、ただ楽しむだけでなくSNSでシェアしたくなる印象的なイベントの実現が、成功の鍵を握っているでしょう。
そこでおすすめしたいのは、体験型でSNS映えするドローンショーです。
夜空に浮かぶ光の演出は、学園祭のフィナーレを感動的に演出し、参加者全員の心に残る特別な思い出を作り出します。

今回は、SNS映えするイベントアイデア、Z世代に刺さるトレンド企画、学園祭を締めくくる感動のドローンショーまで、実現可能で効果的な企画案をご紹介します。

【記事の監修者】 株式会社White Crow
取締役 本山 恵菜
二等無人航空機操縦士資格
ドローン業界での営業経験
マネジメント業務が得意
学園祭のフィナーレは、一生懸命頑張って創りあげた友人を称え、労う最高の演出をしたいものです。花火やコンサートなどももちろん良いですが、夜空を無数の光が彩るドローンショーをぜひ、検討してみてください。
この記事の目次

学園祭が盛りあがる!SNS映えイベントアイデア2選

模擬店やステージ、脱出ゲームや謎解きイベントは、定番として定着していますが、現在の学園祭に必須なのはSNS映えする要素です。
来場者が自然に写真を撮りたくなり、友人にシェアしたくなる仕掛けを取り入れると、集客効果と満足度の向上を両立できます。

フォトスポット×ARアート展示

学園内にフォトジェニックなスポットを設置し、AR(拡張現実)アートと組みあわせて、来場者がスマートフォンで撮影・シェアしやすい環境を整えます。
AR技術を活用すれば、普通の壁や空間が魔法のような世界に変身。
専用アプリをダウンロードした来場者は、スマートフォンを通して3Dキャラクターや幻想的なエフェクトと一緒に写真撮影を楽しめます。
設置費用は、比較的抑えられ学生スタッフがARコンテンツの企画に参加すると、より親しみやすい展示になるでしょう。

プロジェクションマッピング

校舎や体育館の壁面を使ったプロジェクションマッピングは、音楽やストーリーと連動させるとSNS映え効果が期待できます。
建物の形状を活かした映像演出により、いつもの校舎がアート空間に変わり全く違う表情を見せるでしょう。
学園祭のテーマにあわせたオリジナルストーリーを映像化すれば、来場者の記憶に強く残るはずです。
プロの制作会社に依頼する場合でも、学生が脚本やデザインのアイデアを提供することで、コストを抑えながら独自性の高い作品を制作できます。

若者の心を掴む!Z世代ウケするトレンド企画

Z世代とは、1990年代後半から2010年代前半に生まれた世代を指し、現在の大学生の多くがこの世代に該当します。彼らの価値観を理解した企画作りが、学園祭成功の鍵です。

Z世代に刺さる企画の特徴3選

Z世代に刺さる企画は「体験×シェア×短時間」です。

体験できる

Z世代は、ただ「見る・聞く」だけでなく「体験できる」を重視する傾向にあります。
たとえば、アート制作や料理体験、脱出ゲームなど、参加者が主役になれる企画です。
観客として楽しむのではなく、自分自身が作品の一部になったり、創作活動に参加したりする体験などの参加型コンテンツを企画してみましょう。

シェアできる

SNSでシェアしたくなるようなビジュアルや話題性のある体験は、Z世代に刺さります。
フォトスポットやARアート、プロジェクションマッピングなどは、代表例です。
撮影した写真や動画を友人と共有することで、体験の価値がさらに高まります。

短時間で楽しめる

コスパ(コストパフォーマンス)やタイパ(タイムパフォーマンス)を重視するZ世代にとって、かけた時間やコストに見合った満足感、そして「ここでしかできない」特別な体験が重要です。
1つのブースで長時間過ごすよりも、短時間で印象的な体験ができる企画の方が好まれる傾向があります。

参照:時間やお金をかけてもいいと思うもの「趣味・娯楽、食事、勉強」BIGLOBEがZ世代のタイパ・コスパ、サブスクの意識調査を実施|ビッグローブ株式会社
【タイパって重視してる?】Z世代に聞いてみた|ゼットモ
~世代間でタイパ意識は異なる?~タイムパフォーマンスに関する意識調査|株式会社 PR TIMES

クライマックスを演出する!感動のフィナーレ案

ドローンショーは「体験×シェア×短時間」という3つの要素を網羅したSNS映えするイベントです。
夜空に描かれる光のアートは、来場者全員が同じ時間を共有する特別な体験となり、学園祭の締めくくりにふさわしい感動を演出します。

学生参加型!ここでしか体験できない特別なドローンショー

ドローンショーを取り入れた学園祭の事例として、2023年に開催された松山大学の熟田津祭があります。国内の大学初、松山市初のドローンショーでした。
学園祭実行委員会の学生たちが、松山大学創立100周年にあわせて学生自身がデザインを考えた50機によるドローンショーが話題となりました。

また、高校生がプログラミングや演出を手掛ける事例も増えており、学生主体の運営が注目されています。
学生がアニメーション制作や演出の一部を担当することで、参加者全員が主役となり、学園祭のラストに自分たちの手で花を添えられます。
「ここでしかできない」特別な体験として、より多くの学生や来場者の心に残るイベントになるでしょう。

参照:国内の大学初&松山市初!50機のドローンが100周年の夜空に輝く―熟田津祭フィナーレに「ドローンショー」開催―|松山大学
DX人材育成の第一歩、高校生が企画制作・プログラミングを手掛けたドローンショーが成功裏に終了。|セブントゥーファイブ株式会社

学園祭のフィナーレを飾るドローンショーの企画案

学園祭のフィナーレを飾るドローンショーの企画案を3つご紹介します。

大学の歴史と伝統をたどるショー

創立から現在、未来へと続く大学の歩みを光で表現したドローンショー。
校舎のアニメーションから年号、伝統行事、現在のロゴマークまで、時系列のストーリー展開で、大学への愛着を深めるような演出はいかがでしょうか。

学部・学科コラボショー

各学部の特色を活かした演出で、文系から理系、芸術系からスポーツ系まで、多様な学問分野の魅力を演出。
自身の専攻以外の学部についても理解が深まり、大学全体の一体感を生み出せます。

学園祭準備の舞台裏ストーリー

準備開始からトラブル、団結を経て本番成功に至るまでの道のりなど、学園祭に関わった全ての人の努力を讃える演出。
最後に「自分たちを称えよう」という拍手のアニメーションで締めくくる演出が良いかもしれません。
フィナーレを飾るドローンショーは、改めてこの大学に入って良かったこと、出会えた友達の大切さを実感できるようなストーリーがおすすめです。
みんなで創りあげた学園祭で自分たちを労う演出は、参加者全員の心に深く響くはずです。
ショーの最後にQRコードのアニメーションを表示すれば、当日の様子をおさめた写真や大学のSNSなどのアピールもできます。

White Crowのドローンショー(まとめ)

White Crowは、単独でドローンショーを開催するのではなく、ショー開催までの準備過程からショーを実施している間まで、関わる人全員で創りあげることを大切にしています。
学生の皆さんと協力しながら企画を進め、より思い出深いイベントになるよう努めますので、数少ない学生期間に一生の思い出を作りませんか。

興味をお持ちの方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

日々ドローンショーの魅力を発信し、クライアントやパートナーと連携して、観客に驚きと感動を提供することに全力を注いでいます。White Crowは、次世代のエンターテインメントを通じて、多くの方々に新たな体験をお届けすることを使命としています。

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